友人が出産祝いをくれたら、そのお返しとして出産内祝いという贈りものを送ります。一般的な金額は頂いたお祝いの半額くらいが妥当だと言われています。贈る目的としては、幸福のおすそ分けという意味が含まれているようです。その内容も様々で、それには色々決められているマナーがあります。
それをわきまえておかないと、場合によっては恥をかいてしまうこともありますので、気をつけておきましょう。最近では、出産祝いのお返しという認識の出産内祝いですが、本来の意味は、子供がこれからお世話になるであろう方々に、出産したことへの報告と、これからお世話になりますという挨拶の意味をこめて、家に招き、お披露目をしていました。それがいつしか出産祝いのお返しという認識に変わってきたのです。そのことからも、出産内祝いは、出産祝いを頂いた方だけでなく、これから子供がお世話になるであろう方に送ったり、家に招いて簡単なパーティーをするのも良いでしょう。
とくに最近は、カジュアルなホームパーティーを開く方も多く、そのアイデアも人それぞれなのだそうです。欧米でのベビーシャワーのパーティーにも似ています。ライフスタイルがどんどん欧米化していますが、もともと日本の文化も宴を開いていたとの事ですので、今一度、本来の意味を考え直してみても良いのではないでしょうか。あとはそのタイミングですが、いつ頃贈るのか迷った時には、お宮参りの頃と覚えておくと良いでしょう。